12月1日という初冬に開催された第2回軽井沢シャンソンコンクールは、思いがけない小春日和に誘われて、何と当日売りが1割以上出ました。
それにしても、ご自分のコンサートのように、楽しんで素晴らしい歌を披露下さった出演者の皆様は、それぞれの世界を私たちに発信されました。どなたが賞を取られても可笑しくない素敵なステージになりましたことを喜んでおります。また、その皆さんのステージに花を添えてくださった佐々木秀実さんの、これがシャンソンというステージも圧巻でした。
ピアノの中上香代子さん、シンセサイザーの花井研さん、お二方の伴奏は、お互いの演奏を、歌を盛り上げてくださいました。
今年は審査委員長の大野修平さんのお席が不在でしたが、アンあんどうさんがしっかりとまとめてくださり、コンクール後の懇親会も有意義な時間となったのではないでしょうか。
こんな素敵なコンサート紛いのコンクールは無いものと自負しておりますが、如何せん、この寒さが増していくこの時期の、避寒地ならぬ避暑地での開催は、集客には厳しく、それが本当に残念な、心残りに思うところであります。
シャンソンコンクール入賞者
●グランプリ………………… 井上明子【生きる時代】
●準グランプリ……………… 井戸久夫【鶴】
●歌唱賞……………………… 和歌子【帰り来ぬ青春】
●奨励賞……………………… 広瀬賢【人生は過ぎ行く】
山井ミヤ子【過ぎ去りし青春の日々】
特別賞
●マ・ヴィ賞………………… 富永勝人【闘牛士】
富永順子【ピエロのリュリュ】
●ベストパフォーマンス賞… きよ子【ねぇ!仲間たち】
ユリヤ【まるでお芝居のようね】
●仏語賞……………………… 五條博子【アコーディオン弾き】
La bell equipe【私の分身】
●ベストドレッサー賞……… 東田志保子【アルフォンシーナと海】
吉住克也【エターナリー】
●エスプリ賞………………… 塩川秀子【百万本のバラ】
●聴衆賞……………………… 塩川秀子【百万本のバラ】
山﨑まき【ラヴィアンローズ】
●審査委員特別賞…………… 桜庭康介【哀しみの終わるとき】