今年は12月1日の寒い時期にもかかわらず、多数のご応募を頂き、35名をテープ審査により選出いたしました。
今年も予定人数を上回っての選出とならざるを得ないレベルの高さを感じました。
コンクールとは言え、皆さんに素敵なコンサートとしてお届けできるものと思っています。
また今年は審査の間には佐々木秀実さんの正真正銘のコンサートもお楽しみ頂けます。
どうぞ素敵な軽井沢の大賀ホールの会場で、皆様との出会いがありますように。
昨年10月、プロローグとして行った予定審査委員(敬称略:佐々木秀実・田嶋陽子・嶋本秀朗・エミ小堺・アリア)によるコンサートを皮切りに、大野修平さんを審査委員長に迎えて、第1回軽井沢シャンソンコンクール2017が10月28日に、軽井沢町の音楽の殿堂、大賀ホールで開催されました。
当日は、地元に在住される、いだ理恵さん(御代田)・田代緑さん(小諸)・汐入規予さん(長野)に賛助出演いただき、各2曲ずつ歌って頂きコンクールが盛り上がりました。
コンクールに臨まれた34名の方は、地元長野県からは6名(他1名の方はご事情により欠席)、コンクールが盛んな東京都から7名、神奈川県6名(他1名の方はご事情により欠席)、隣接している群馬県から6名、その他、宮城・兵庫から2名、滋賀・大阪・愛知・静岡・石川と、他県に亘りました。
来年はもっともっと他県に亘る方の出場、応募を願っております。来年のコンクール開催日は12月1日となっております。今からどうぞご予定下さいませ。
さて、≪歌われる方にも、聴いてくださる方にも楽しんで頂きたい≫、そんなシャンソンコンクールでありたいと思っています。単に歌が上手である、巧い、という事だけが審査の対象ではありません。そもそも≪シャンソン≫とはフランス語で≪歌≫、大衆歌謡、大衆文化です。そんな観点からも特別賞を設けておりますが、とてもお上手と思われる方で賞を頂けなかった方もいます。でも歌われる方も、聴いて下さっている方もとても楽しんでくださった、そんなコンクール、いえ、まさにコンサートであったのではないでしょうか。
受賞された皆さんの動画をアップ致します。容量の関係でユーチューブにアップしたのにリンクを張る形です。グランプリ、準グランプリ、歌唱賞、奨励賞の皆様はユーチューブで公開致しましたので、世界中のどなたでも見ることができますが、特別賞の方々のはラフォーレのアドレスだけに公開という限定公開の形を取らせて頂きますので、HPのこのページに入ってくださった方々のみ、リンクされた動画を見ることができます。
受賞された皆様のお名前です(敬称略)。グランプリの方には、コンクールでシンセサイザーを演奏された花井研さんをピアニストに、阿佐ヶ谷ラフォーレでお好きな日、時間を打ち合わせしライブをご自由にしていただけます。ライブ本番に掛かる場所代およびピアニスト代が賞として授与された形になります。
尚、グランプリを受賞された方は次回以降のコンクールにはエントリーできません。準グランプリ、歌唱賞、奨励賞の方は、2018年12月1日に開催される軽井沢シャンソンコンクールには無審査で応募して頂くことができます。その他の方も、是非次回はグランプリへ向かってステップアップされてくださいね。
各受賞者及び受賞曲は以下の通りです。
コンクール後記…
12月1日という初冬に開催された第2回軽井沢シャンソンコンクールは、思いがけない小春日和に誘われて、何と当日売りが1割以上出ました。
それにしても、ご自分のコンサートのように、楽しんで素晴らしい歌を披露下さった出演者の皆様は、それぞれの世界を私たちに発信されました。どなたが賞を取られても可笑しくない素敵なステージになりましたことを喜んでおります。また、その皆さんのステージに花を添えてくださった佐々木秀実さんの、これがシャンソンというステージも圧巻でした。
ピアノの中上香代子さん、シンセサイザーの花井研さん、お二方の伴奏は、お互いの演奏を、歌を盛り上げてくださいました。
今年は審査委員長の大野修平さんのお席が不在でしたが、アンあんどうさんがしっかりとまとめてくださり、コンクール後の懇親会も有意義な時間となったのではないでしょうか。
こんな素敵なコンサート紛いのコンクールは無いものと自負しておりますが、如何せん、この寒さが増していくこの時期の、避寒地ならぬ避暑地での開催は、集客には厳しく、それが本当に残念な、心残りに思うところであります。本来、紅葉の時期の開催と思っていまして、来年は11月2日に決定しておりますが、どうぞ皆様には今からご予定に入れてくださいましたらと思います。
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